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あの夏を忘れてはならない『特攻基地資料展』開催中

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あの夏を忘れてはならない『特攻基地資料展』開催中

宮崎ブーゲンビリア空港

3階VIPルーム

あの夏を忘れてはならない
『宮崎特攻基地資料展』開催中 

日時:平成27年7月22日(水)~7月26日(日)
10:00~17:00 

鑑賞無料

主催:宮崎特攻基地慰霊祭実行委員会

みなさんは、宮崎から特攻隊が飛び立ったという歴史をご存知ですか?

片道分の燃料で、自分の乗っている飛行機ごと敵の戦機に出撃した若者たち。
捨て身による体当たり攻撃をした特攻隊。

会場では、基地の概要や写真、特攻隊員の遺影などのパネル、
隊員が使用していた飛行服や鉄の帽子、軍刀など
貴重な資料約60点を展示しています。

中でも、1944(昭和19)年、海軍神風特別攻撃隊員(特攻隊)の
先駆け「敷島隊」が、フィリピン沖で敵艦隊にゼロ戦で突入した隊員5人のうちの一人
住吉村(現宮崎市新名爪)出身の永峰肇飛行兵曹長に贈られた勲章は
初めての披露となっているそうです。

もうすぐ太平洋戦争の終結から70年の節目を迎えます。
かつて特攻隊が飛び立った「海軍赤江航空隊」があった赤江飛行場
(現:宮崎ブーゲンビリア空港)は、宮崎にあった特攻隊基地です。
※全国でも戦時中の飛行場が今も使われているのは宮崎ブーゲンビリア空港と鹿屋基地だけ。

そして、宮崎ブーゲンビリア空港西側に、「宮崎特攻基地慰霊碑」があります。
(宮崎ブーゲンビリア空港からJR宮崎空港線の高架をくぐった先にあります。)

そこには赤江飛行場から発進した隊員(全国都道府県出身者)385柱、
宮崎県出身者で赤江飛行場以外から発信した航空隊員414柱、
合計799柱の英霊を合祀しています。

今回、戦後70年を迎えるにあたり、
宮崎ブーゲンビリア空港にて「宮崎特攻基地資料展」を開催しております。

会場では会長の後藤さんが、当時の様子を優しく教えてくださいます。
また実際に特攻部隊として出撃予定であった方などの、貴重なお話を聞くこともできます。

17歳~21歳という青春時代まっただ中の特攻部隊の方々・・・
これからの日本を担っていくはずであった優秀な若者たち・・・
負けることが分かっていたにもかかわらず、出撃した思いには心を動かされるものがあります。

ぜひ、この「特攻基地資料展」をご覧になり
平和の尊さを改めて、考えてみてはいかがでしょうか?


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